広島への旅 その2

 

 

2012年8月14日(火)

2日目、生憎の空模様で始まる。

この日は海自学校の見学のため江田島へ。

朝、西条を出発してひたすら走る。

昨日スーパーで見かけた灯篭の使用方法判明。
お墓用なんですね。

ちょっとオシャレでいい感じ。

 

ご先祖様のお墓参りをする人発見。
持ってます。

都会じゃ親族揃ってお墓参りしてとか既にない光景。
地元を離れて、帰る場所もないし、だいたい本家も面倒くさいのか声もかからない。

 

途中の珍スポ(笑)
だし道楽

なんと自販機にだしが売られている。
あっという間に通過したからピンボケ。

広島というと中心地とか尾道ばかりで呉周辺なんて数ページしか載ってない。

情報量も少ないから今回は買わなかった。
偶然通りかかった観光地も幾つかあった。

音戸渡船

車だから渡ったらまた戻らないといかんので眺めるだけで。
いい味だしとります。

日本一短い航路なのだとか。
片道70円とか優しすぎる。

 

音戸大橋はループ橋がセット、手前の赤い橋がアクセント。

ここでも清盛。流行すぎ!

 

ということで江田島へ行くためにループ橋をぐるぐる〜。

しばらく走って

海上自衛隊 第1術科学校・幹部候補生学校へ。

今回の旅のお題目「日本の防衛について考える」(笑)

まぁちょうどお隣の国々が色々話題になってる時期だったのでいい機会でした。

まぁようは相方が大和とか見たいわーってことなのだが(笑)

予約なしでOK。時間前に受付をすませます。
夏休みだから家族連れ多し。

 

見学者向け売店もばっちりある。
グッズも充実!

昔やっていたドラマ「坂の上の雲
出演者写真です。

西田さんいいわー。

どうつっこんでいいものか、自衛隊専用ドリンク(笑)
訓練の厳しさを考えると・・・。

 

地元生産のお菓子も充実。

パッケージは自衛隊オリジナルのものも多い。
大和ミュージーアムで買えるものもあるが、こちらで買うことをお勧めしたい。(ちょっと安い)
紙袋も学校オリジナルだ。

買い物は後ほど。

ということで時間になったので元自衛官という方のご案内で敷地内見学へ。

その昔は、東大・京大が滑り止めというくらい文武両道の最高学府の人気No.1だったそうだ。
だが現在では健康なら誰でも入れますという言葉・・・中々厳しいです。

坂の上の雲の撮影にも使われた大講堂。
洋館風情の美しい空間でかなりシンプルな作りになってます。

 

以前、陛下も座られた玉座。

恐れ多くてもちろんレッドカーペットは踏んじゃいけないし、上に上がってもいけない。

斜め上にある貴賓席に座った(座りたがった?)議員がいる・・・小沢さんだそうで(笑)
身内に卒業生がいる時に来たらしい。

 

この赤レンガは当時の価格でもべらぼうに高い高級品なのだとか。

現代に換算すると数十億じゃすまないだろってツッコミたくなるのだが、支払いはどうしたのか・・・。
雨の日の方が美しく色が変わるのでお勧めとのこと。

中は今も学校構内として利用されているので入れません。
ちなみに、お盆休みなので学生さんもほとんど姿を見かけませぬ。

 

横から中の廊下をのぞき見ることができますが、作りも細かいのですよ。
錨マーク。

 

戦艦陸奥の主砲台が記念にぽつーん。

ここまでは歩かせてくれません。

 

 

戦艦大和主砲砲弾なども。

特殊潜航艇(甲標的)と海龍。

真珠湾攻撃に参加した特殊潜航艇5隻のうちの1隻で、アメリカから返還。
日本がしかけたといわれている真珠湾攻撃だけど、実際はアメリカは暗号解読でお見通しで、日本軍が航空機による真珠湾攻撃を行う前の偵察隊がアメリカ軍の駆逐艦の攻撃を受けているそうな。

それにしても小さい、こんなので海の中行ったというからすごすぎる。

 

 

 駆逐艦「雪風の主錨。

あらゆる作戦に参加しながら、最後まで無傷で生還した伝説の艦!ということで、某小説ファンの夫は嬉しそう。

教育参考館の中は撮影禁止です。
歴史的資料が保存されており、威厳もあり、気持ちを持って見学してくださいとのことでした。

ということで買い物。
猫がかわいい海自関係の施設を紹介した手ぬぐい。

 

大和サブレは秀逸。
ポストカードもすばらしいが、旭日旗の型紙ってのがオツだ。
サブレの型抜きもがんばってる。

論争ふっかけられている旭日旗は軍隊が使用していたが、
戦後自衛隊創設に当たりそのデザインが認められ、
海自が軍艦旗のデザインをそのまま受け継いでいます。
(wikiより(爆)

潜水艦ケーキ。入れ物にやられて。
中を開けると館長と水兵さんがかわいい。
10人乗りで、チョコとノーマル2種。

 

 

別棟には食堂とコンビニもある。
夏休みとあって本来の学生向けお店はお休みで、制服屋さんは一般人は購入不可。
格子から覗き見。

食堂は海軍カレーとかその手のがないというか・・・ちょっとひねりがなくて残念であった(爆)

1時間半ほどの見学後、移動した目的の定食屋が休みで困った。

スーパーで買い食い。

 

相方の空腹イライラも頂点っぽいから鬼の人形に惹かれて豆腐屋「豆ヶ島」へ。

これがまた大人気で驚いた。

がんもとか豆ご飯に豆うどん。
うどんが大豆ってわけではなく揚げちゃんと大豆が投入されている。
味はまぁ普通。

 

まぁこんな鬼に立たれたら寄っちゃうよね(笑)

 

加工品の数々も美味しそうだったけど日持ちしないので諦め。

日持ちするものの中にこんな秀逸なものが。
豆乳プリンだ。
常温OK。

 

あきしおと大和。

かなり秀逸(笑)

ソーダとマンゴー味で甘さがある。
切るのもったいなかったな。

容赦なく食べたけどな!

行きは時間の関係ですっとばした観光名所。

コンクリート船。今は防波堤利用。

よくみるとまじ船(笑)

こんな重いものがよく浮かんだなという感想しか出てこないが、今は防波堤として利用されている。

戦時中の鉄不足によりこんな船まで作っちゃう日本人ぱねーっす。(最初は仏人が作ったらしい)

呉の中心地へ。

きましたよ!大和ミュージアム

戦艦大和の模型の壮大さといったら息を呑む。

全長26.3メートル、1/10スケール。

 

かわいらしい人もちょこんとおりますよ。

菊の御紋が逆光で見辛いのが残念。
通は午前中に行くべし。

 

沈没した大和から引き上げたものの1つ。

大和の沈没状態を再現したプラモ。

博物館は撮影禁止と一見見えますが、よく読むとフラッシュ禁止、販売目的の映像は禁止となってます。
また遺書などに関しては撮影禁止となっており、ダメなものにはプレートがあります。

 

現在、目の前のIHI造船所では、大和に似たカラーリングのコンテナ船が建造されてます。
いい感じですよ。

 

特殊潜航艇 海龍の後期型。

零式艦上戦闘機62型。

特攻兵器 回天(試作)。1発モノとしての兵器、多くの若者が国に命を捧げる時代。
切ない。

 

 ドラマで使用されたセット。

 

2F・3Fから見下ろした大和

こうやって見ると砲台がブツブツしてますね。
木造の甲板が鉄の重さを軽減して見せてます。

 

大和の進水式記念の玉が美しかった。

 

 

 雪風のプラモ。

 ここにも清盛。浮いてたよ。

 

ショップのフェルト製マグネット(笑)
かわいい。

グッズも豊富で中々。

 

ちなみに子供向けに呉の港を運行するシミュレーターがあるんですが、結構景色がよくできてます。

子供は湾内だというのにがんがん飛ばして進んでいく。で、他船と衝突(笑)

隣にあるてつのくじら館へ。

 このなんともいえない縮尺おかしくね?なんか景色に違和感なくね?とか
 本物の潜水艦をこんなところに展示しちゃうなんて!?

 ありえない景色です(笑)楽しいです(笑)

あきしお

入館無料という太っ腹。

 

 

   潜水艦「あきしお」移送作業 海上自衛隊HPより

 

 

あきしおの一部艦内を歩くことができます。

このときは撮影禁止だった。寂しい。

 

海の機雷。

神戸港機雷爆破処理の写真がありますが、改めて見るとこえええええええ。

これを海上自衛隊が水中で爆破処理したわけですがプロすごいとしか言いようがない。

 

世界でも貢献。海自の機雷処理。

誘爆させるデコイ?
これがかわいいのですよ(笑)

重苦しさを緩和するのが日本らしいとある意味思います。

鮫は反対側に回ると機雷なんかばらまくなよって感じで怒ってます。

 

あざらしバージョン。

 

潜水艦ソナーコーナーのクイズの出題内容はかなり鬼畜だと思う(笑)
そんな声聞いたことないからわからんよってのばかり・・・。

 

狭いベッドなども体感できます。

 

隣のYUME TOWNにて。

広島カープ絵柄が珍しいぶっかき氷。

巴屋のアイスもなかはスーパー価格。やっぱアイスクリンの食感はすばらしー。

移動なりーん。

大和が建造されたドッグへ。

ドックは埋め立てられてますが、上屋はそのままだそうです。

歴史の見える丘から全体を見渡せます。

でけえ。

 

 

噫(ああ)戦艦大和塔

969(昭和44)年の第30回大和進水日(8月8日)を記念して呉大和会により建てられました。
大和の艦橋をかたどった塔で、主砲徹甲弾も展示。

 

現在も建造・修理中の船を見ることができる。

 

途中、IHIの航空宇宙部門の建物もちらっと。

更に移動。

アレイからすこじま

潜水艦桟橋。

係留中の護衛艦なども多数。

 

 

日本で唯一身近に潜水艦を見ることができる場所というだけあってすごい。

そのわりになんか警備がヘボイのは気のせいか?

 

けっこう近くに見える。うじゃうじゃいる。

いいんですか?
隠密が身上の潜水艦をこんな簡単に見られて?

見張りもいるけどこんなんで大丈夫?というくらい日本は平和に見える。

 

 

時代を感じさせる赤レンガ。

 

旧魚雷揚げ下ろしクレーン。

夕方、駅前のホテルにチェックインした後、徒歩で駅周辺と商店街へ

駅中にも店舗あり。

牡蠣の美味しい季節ではないけれど、牡蠣船のレストランがインパークト。

 

商店街、夜はほとんどやってまへん。

残念

 

商店街手前の渋いアーケードは、台湾とかそんな雰囲気を醸し出す。

 

町並見ているだけでも楽しい。

 

橋。
港町らしい美しいライト。

 

駅のスーパーで夕飯調達。

商店街店はとっくに閉まっていた。

気になっていたフライケーキ、ここには大量入りで販売中。
こんなに食べられへんわー。

山陰 浜田港の味ということで大胆な形状のあぶりもん寿司を買ってみたが、イマイチ口に合わなかった。

他、刺身や惣菜などでお腹いぱーい。

 

SOGOのデパ地下にて地元有名菓子調達。
1個から買えるからいろいろ試せて嬉しい。

台湾のパイナップルケーキの平ら版、天明堂の鳳梨萬頭は激うまー。

 

椿庵 博美屋の港町くれも優しいミルク餡がうまー。

 

蜜屋の蜜饅頭の白黒。
これまたシンプルなのにうまー。

 

瀬戸田檸檬菓子工房 島ごころは瀬戸田の国産レモンを使用したしっとりケーキ。
これはマジで美味しかった。

 

レトロ感につられて買ったクリームソーダ スマック。
ジャンクな味わいがうまー。

 


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