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台湾への旅 その2
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2010年11月08日(月)
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さて、朝。 凱撒大飯店の朝食は、よくあるバイキング。 ドリンクから食事までごっつ充実。 蒸し保存の饅頭うめぇ! お粥もうめぇ! |
現地フリーのツアーと言っても、今日は、おまけの1日ツアーを申し込んでいる。
無料でお昼ごはんがついて、故宮博物館の入場料含むとあれば、土産屋連れまわしが多少あろうが、これはお得感が強い!
7:50に ピックアップ。
各ホテルをまわり、申し込み者をピックアップしていく。
一組が寝坊でキャンセル、一組は体調不良でキャンセル、ということで少々時間がズレ込む。
大型観光バスだが2台体制になったから、中はスカスカ。
ガイドの王さんは、4年間日本の大学で日本語を勉強したそうな。
この方、ガイドは面白おかしく説明してくれ、フリータイムの配分などとても細やかにしてくださって、当りだなと思いました。
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最初に訪れたのは保安宮(ばおあんごん)。 本来なら孔子廟なのだが、月曜は定休ということでこちら。 後日、孔子廟も個人で回ったのだが、 台湾の廟はどこも煌びやかで楽しいということもあるが。 |
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ここではガイドの王(ワン)さんに、お参りの仕方を教わる。 教わってよかった!!!!! まずはお供えと冥土銀行?(笑)のお金を購入。 ついているお菓子も何種類かあって、美味しい不味いがあるから注意ね、と王さん(笑) ちなみに試しに取ったこのチーズ味のソフトせんべいは当たり!とのこと。 この中にはおもちゃ銀行よろしく冥土銀行のようなお金とお線香が入っております。 まずお金とお菓子を専用お皿に置いて、お供え置き場に放置。 線香は大抵のところは3本が主流で、残りは寄付の形で置き場に戻したりするそうな。 |
火をつけた線香を頭に掲げて、3度礼をして、自分の名前、住所、生年月日を心の中で告げてから、お願い事をします。
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なんぞ色々絵が楽しい。 台湾の廟では御神体や仏様も撮影OK。 信仰は庶民によく浸透しており、夕方以降に夜派の台湾人で溢れかえる。 |
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左下の画像が、いわゆるお賽銭箱。 |
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中央、左右の神様のお参りを済ませてからが面白い。 まずこのパンかチーズかお菓子か?と思わせるような形のおみくじ「神杯」 2個で1セットとして使用します。 神様に自分の名前、住所、生年月日を心の中で告げてから、おみくじを引いていいかどうか聞きます。 三日月形の赤い木を投げ、表と裏がセットで出たらGood! 運よく表と裏が出ました。 |
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日本と同様番号の付いた長い棒が近くにあります。 振り返るとあまり全体的にいいことは書かれていないというパターン多かったな・・・ 近くにおみくじの解説本もあるので併用するといいらしい。 |
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最後は、あの世で使う紙幣を焼却。 こちらは一度出て、横断歩道を渡ったところにあります。 なんかデザイン凝ってるのにもったいない。
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ちなみに見ざる言わざる聞かざるの像もアリ。 がしかし、本場はこれ+やらざるみたいなのもいる。 |
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ということで、お供えものですが、これ神様のお下がりということでピックアップして持ち帰ります。 確かにガイドさん推薦のチーズせんべいは日本的で美味しい。 王さんから色々小ネタ話を頂く。 ちなみに日本に来て驚いたのがウーロンハイだそうで。意外に美味しくてはまったとか。 |
お次は・・・
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行天宮(しんてぃえんごん)。 こちらも華やかな廟です。 お経読みます。 三国志の関羽は神様として祭られている。 関羽はそろばんの発明者でもあり、そろばん=商売=お金的イメージから商売繁盛の神様として大人気。
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何やら座り込んで瞑想みたいな人が大勢。 |
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行天宮の前には果物屋兼お供え物屋がある。 お供えとしても多数みかけ、 過去に日本人観光客からおっぱいみたいと言われたらしく、その発想はなかったわーと・・・。 10:00、バスに戻って出発。 |
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よく廟の前で見かけるお供え売りのおばちゃん。 だいたい50元前後で、中にはしつこい押し売りもいますねーとのこと。 台湾に1箇所しかないという葬儀場を通過。 |
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次に連れて行かれたのは、台湾のお茶の専門店 これまたパックツアーの義務ですね・・・・
何人でも座れるようなテーブル群。 超日本語堪能なおば様の、 台湾はTVで日本の電波も拾うらしく試してガッテンとかご存知。
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ピンクの蓮の実は貴重とか栄養があるとかで試食アリ。 黒烏龍茶は他でも見かけなかったので買いかな。 日本円でも買えるのが魅力で、このときの為替レートではむしろ日本円で買った方が安いという不思議。 高山烏龍は75g2000円と高級だ。 11:00出発。 |
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バスで素通りだけの総統府。 日本がかつて台湾を統治していた頃の名残。 ガイドさんの話では日本に向いているから北向きで風水的に最悪で縁起も悪く、過去自殺者も多かったと言ってたけど、地図を見るど、どうみても北向きではないような・・・。 |
移動
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中正記念堂。 白い白い〜。 |
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ミニチュアあり |
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今年数え124歳になるらしい蒋介石さんの像。 衛兵付き。 ぶっちゃけトークでは中国から逃げてきた蒋介石さん、台湾に拠点を構える際、多くの台湾人が殺されたということで、戦争世代は彼のことを嫌っている人も多いとか。 本当は北京に帰りたくてしょうがないらしく、遺体を冷凍保存しているとか。 1度、金の無駄!ということで取り壊ししようと閉鎖になったそうだが、近年、歴史的な意味合いで残すことになり一般開放も復活。 蒋介石の子孫は、 でもつい最近、アメリカにある蒋介石の日記で本を出版するとかしないとかで版権をもめているというニュースを読んだ。 |
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狛犬の口の中にゴロゴロしたもの。 |
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でもって近頃では有効活用的に色々なイベントで一部スペースが使われているそうな。 敷地内のゴミ箱がいい感じってのと、台湾では政治的にビミョーな意味合いを持つ大熊猫の自販機。 ちなみに左下の画像の小窓は周囲の塀なのですが、全部デザインが異なるとか。 |
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またもや、免税店に連れてかれました。 これまた、パックツアーの義務か・・・・ なぜか門番はまぁライオン(笑) 中には巨大白菜。
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この免税店、試食多くてよかったなぁ。 バラマキ用のおみやげ菓子を買っちゃったじゃないかー。 でもって衝動買いはコレ。100元(笑)
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少々遅れて昼食・・・腹減ったーーーー。13:10分到着。
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ガイドブックにも記載されている、台湾料理の梅子。 単品とか美味しそうだったけど、ランチはちょっと安めなラインナップ。 台湾料理を代表する牡蠣炒め。 |
昼食後の集合時間まで間があったので周辺散歩。
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この辺りはオフィス街じゃないけど、面白い場所もなく思わずセブンへGO。 煮卵とか関東煮(おでん)あり。 紫米を使ったロールおにぎりなど、台湾オリジナル商品もあったが、 |
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「日本で流行」って・・・・ ちなみにこんなの流行ってねーよ!とツッコミ入れたくなった謎の白パン(笑) |
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きっちり並んだスクーター。 台湾では道路の左右にスクーター用の駐輪スペースが設けられており、全部タダなのだそうで。 しかもきれいに並ぶ様はすばらしい。 車の駐車場は日本よりそりゃ安いけど高め設定とか。 |
この日の天気はどんどん曇り空に。怪しげだったからガイドさんも早く衛兵交代行く!と、気を使ってくださった。14:00の回。
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忠烈祠。 門番の衛兵。 ホンモノの武器を持っている。 色々なところにいる衛兵さんたちは選りすぐり・・・外見的に。 台湾は1だったか2年だったか、徴兵制度があり、病気や太っていたりすると免除になるらしい。 ということで衛兵交代。 |
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衛兵交代だけが見どころで、 ということで戦争で亡くなった兵を祀る場所です。 |
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カチャカチャと銃を振り回しながら見事に一糸乱れぬ交代式が行われました。 そこから再び門まで戻って行きます。 14:30出発。 |
またまた移動。
さあ、ついにきましたよ! 故宮博物館!!
観光制限で1日2000人しか入れないらしい。
博物館の見学は1時間ほどしかなく、自由時間はなし。
ガイドさんの説明を聞くためのイヤホンを装着して、団体行動しました。
(このへんが、パックツアーの問題点・・・・)
とにかくここは激混みの人気スポット。
近年、観光解除になった中国人が増えすぎて、あまりまともに見られない状態でした。
元々中国のお宝を敗戦逃亡した蒋介石などが持ち逃げしたシロモノなので、中国人にとっては感慨深いのだとか。
さらっと見たところと超有名展示物を見て、30分ほどフリータイムが与えられましたが、
速攻で他の屏風や焼き物関係を見、ショップへと脚を運びました。
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こちら博物館のショップで購入したのが、 かなりイイできで、屏風までついて680元。 ちなみに桃園空港の第2ターミナルにもショップが入っていて、 15:50集合して、出発。 |
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マッサージ病院の「滋和堂健康養成中心」へ。 秘孔セミナー(笑)(無料)、あるいは有料マッサージ。 集合時間を間違えた人のトラブルで時間が押し捲っていたけど ここの足裏マッサーは30分700元とバカ高い。 日本円で支払うこともでき、その場合は2000円だったかな。 昨夜、足底マッサーしたけど、こんな本場の店はどうなの?! |
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薬湯に足をつけて、肩もマッサー。 やっぱり痛い足の裏。 隣のお客のおっちゃんは、 担当のおっちゃんは刺青、左耳にダイヤ?のピアスでおかまチックなかわいいおっちゃんだったが、相方の担当は無言で怖めだった(笑) 終わった頃には外も真っ暗ま17:15. |
中山駅近くの土産屋で解散。
ここからはまた自由行動。
ちょうど行きたかった京鼎楼の近くでラッキー。
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早速、京鼎楼へ。 まだ時間が早かったせいか、がらがら。 伝票に注文を書き込むスタイル。 あまりお腹も空いていなかったので、少しだけ頼んだ。 烏龍茶小龍包、豆沙小包、伴麺に空心菜。 旅行中に困るのが野菜・・・なんぞ空心菜ばかり食べているような気がした。
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ウーロン小龍包もさっぱりとしていて美味しい。 餡子の入った小龍包は結構衝撃だった(笑) 小さいのが10個とはいえ、二人でこの甘いのを食べきるのは結構きつかったが美味しい。 鼎泰豊で修行した人が独立したお店だが、味はよし。 しかしこちらのお店も日本には進出済み。
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大通りまで出てバス306で民生重慶へ。そこから徒歩で迪化街へ。
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迪化街 目指すは漢方薬局街。 ガイドブックに載っていた六安堂だ! 野菜スナック、ドライフルーツミックス、漢方湯。 |
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開封するとこんな感じ。 湯も後日お茶として飲むよりスープとして塩を加えて飲んだけど、黒くて甘めな味で、亀ゼリーみたいな味わいだった。 |
他のお店。
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時間があればじっくり見たかったなぁ。 また近くの布市場などはとっくに閉まっていた。 |
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近くの廟。 霞海城隍廟 |
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日本語の説明つき。 ここではフォーチュンクッキーが置いてあった。 というかまぁ奉納品だと思うけど、コレ食べてね♪というのがいい感じ。 |
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相変わらず、ここでも、おみくじを引いてみる。 |
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ショーケースにあった韓国から買ってきた朝鮮人参フィギュア(笑)。 |
更に近くの夜市。
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寧夏路夜市
ここもなかなかの規模の夜市です。 日式今川焼きが大人気。 |
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屋台も色々。 |
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レトロな遊び場も色々! |
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寺・廟グッズ屋もあり。 |
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ここへ来たら、あれを食べんといかんでしょ! いわゆる豆腐を甘い汁で食べるアレです。 オヤジの絵がちゅてき。 カウンターで注文して、お金払って座るシステム。 日本人観光客の女性二人がいつまでも入口で悩んでるもんだから、台湾人に追い抜かれたやん。 |
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花生と蓮子。それぞれ熱と冷で。 この季節は温かい方がよかったな・・・ 甘ったるいわけでもなくさっぱりとしててつるつる ピーナッツは蒸しタイプも市場や夜市でよく見かけたけど、これも美味しい。 |
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豆腐売りのオヤヂの絵がちゅてき。 |
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もうひとふんばり そこから少々歩いて家楽福(カルフール)へ。 品揃えは色々あるけど惹かれるものが少なかった。 家電も扱っております。 30分に1本無料バスも運行されていて、どこからどこかはよく見なかったけど便利ですな。 |
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正規品とパクリ(笑)。 プリッツ/ポッキー と 城市一族 |
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夜の光景。 10分1000円カットのQBならぬQCもパクリ進出?! |
そういえば台湾では花博が開催されており、街の至るところにイメージキャラやら飾りがあってちょっと楽しい
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結局行かなかったけど(爆) |
カルフールからかなり歩いて雙連駅へ戻りそこからMRTで戻る。