台湾への旅 その5

 

2010年11月11日(木)

ホテルの朝食も微妙に違うものが入ってくる。
果物にパパイヤとパッションフルーツが投入された。


予定をつめて回ることができたので、この日の予定が丸空きになった。

どこへ行くか急遽決めたのが淡水。

そして、まさかいけるとは思っていなかった例のところへ!(笑)

MRT台北駅から終点淡水まで1本で行けるのが楽。

早速7:45には出発。

この路線、余裕で座れるだろうと思ったら大間違いだった。
終点に大学があるため学生も多い。
途中で座ることができてラッキーだったけど、40分くらいあるので、できれば席の確保をしたいところ(笑)

8:30 淡水駅に到着。

街中の景色から徐々に緑豊かな窓からの光景に変化していくのだが、台湾も中心地から少し離れたエリアの開発が進んでおり、淡水もすっかり町。
それでも途中で分岐している新北投など温泉地もあるのだから面白い。

駅のホームからはきれいな山が見える。

駅を降りるとバスターミナル。
島の上方をぐるっと行く路線図・・・長い。

本日行くのはちょっとしたマニアの地(笑)
このバスマップのちょうど半分くらいのところだ。

しばらく待っていると1262のバスが来た。

8:46出発。
中はがらがら。

 

都市部では一応禁止されている檳榔屋

郊外に出るとまだまだたくさんあります。

若い?お姉ちゃんが店番しております。

 

9:35、目的地の新十八王公前のバス停に到着。

目印は海側にあるギリシャ風の公園。

 

バス停の目の前は廟。

犬の親子像がかわいいぞ。


信号のあるT字路を右折。

中華風の家も多数。

 

 

すると小さな廟があり。

なんかきっちゅでちゅてきな空間だ!

 

中には選挙団扇。
人気に差がないか?

ミラーもいい感じだぞ。


ちょっと進んで右側の緩い上り坂の上に何やら変なもんが見えますよ(笑)

大聖爺=斉天大聖、つまり孫悟空

キターーーーーーーーーーーーーーーー!Σ( ̄□ ̄;)

はい、ここが台湾の珍スポットとして日本人の間でなんとなーく聖地化している金剛宮です。

 

以前、神サイトで見て気になっていたのですYO!

とにかく面白い(笑)いろんな意味で。

 

入口からして昔に流行ったアミューズメントパークのような造りになってますよ(笑)

なぜか孔明先生のエピソードがあったり・・・

 

緩い上り坂の左右には色んな像がある。

鹿の毛皮被った人とか、
おばあちゃんに乳やってるお姉ちゃんとか・・・(爆)

まぁこれ、いろんな親孝行の故事にちなんだ物語のシーンを再現しているわけですが、


上につくとお寺の方がいました。

ちょこっとだけ中国語(北京語)ができると言うと、案内してくださいました。

「こちらへどーぞー」

その前に50元にてお供え品を購入。

一番安いってのもあるけれど、
ペーパークラフトの蓮花の出来ばえが素晴らしかったのでつい。

ペーパークラフトなお金もついてきますよ。
(昔の形ね)

 

お線香の本数はこの通り。
全部で7本。

それぞれにお参りします。

 

そしてこちらが四面仏

この黄金チックな味わいがなんともいえません。

四面それぞれ違う仏様なので、どこを重点にお参りするか・・・
そりゃ中華圏ならお金第一!ということでお金の仏様にお供えものを置く。

まずは一端ここを離れます。

 

次に横の螺旋階段を登ると2F。

なんか色々とありますなぁ〜(笑)
噂に違わぬ珍寺っぷり。

 

七星橋は実際渡ってもOKと、おっちゃん。

 

ちなみにスタンプラリー開催中。

 

回った順序を変えてお伝えしますね。

先に一番奥の間の寝転がっている仏様へ。
その名も臥仏

ついこの前、奈良の大仏さんも昔は青いパンチパーマでしたなんて検証番組やってたけど、青いですよ〜こちらも。

 

タイの某仏様を彷彿とさせる出来です!

足の裏のインパクトはすさまじい!

ここであまりに撮影に時間をかける我々に愛想がついたのかおっちゃん、「あとは自由にまわってね。」と、掃除をしだしてしまった。

ありがとうございました!!!!!

 

奥にはこんな小部屋も。

2Fからの景色も中々。
海が見えますよ〜。

そして七星橋の上にも星が描かれ、超ロングな龍が舞っております。

羅漢s様も見えますね。

 

 

2Fは五百羅漢さまの部屋。

表情仕草豊かなおっちゃんの競演。

さて・・・このお寺のメイン区とも言えるのがコチラ!

天堂地府

地獄巡りと天国ゾーンです。

これ実は二周目。
というのも初回はおっちゃんの足取りも速く、撮影する暇がなかった。
おっちゃん待たせるわけにも行かないので、もう1回行くことにした。

 

悪さ働くヤツはおしおきだべ〜ってレベルではないくらい痛そう。

容赦ない拷問のフィギュアが100mほど続きます。

すばらしい!!

 

ところどころかわいいヤツもいたりして・・・。

 

2Fが天堂。
神様たちがいっぱい。

ここにもかわいいのがいっぱい(笑)

 

足食われても嬉しそうな童子とか、みんな嬉しそうだな。

このセンスは素晴らしいの一言。

天堂を抜けると広い広いエリアに入ります。

 

色んな部屋がありますぞ。

 

奥には神様たちの行列。

六十甲子像。干支の60年バーションらしい。

ときどき変なのも混じってるけど、これ見ているだけで楽しい。

干支の神様。
上についてるのがかわいいんすよ。

こちらの目玉その2・・・

キタ−−−−−−−−−−−!Σ( ̄□ ̄;)
甲子太歳金辨大将軍!

これを見に来たようなもんです。
今回の台湾旅行最大の目的は果たせた。(のか?)

目から手がでているこの御仁。

みんなこれ撮影しに来るわけですよ(笑)
はるばる日本から来て、こんな僻地の珍寺に足を運ぶんだから、
日本人おかしいよ!ってツッコミ入りそうですが。

見る価値は十分あるだろこれ!!!!

このスタイルは共通で他の廟でも見受けられますあ、このサイズは中々いないんですよ・・・。

 

目を引くお供え物タワーとかパッケージが中華なお菓子。
きれいに装飾しますなぁ。

そして一巡するとお寺の方がちょうどお昼ご飯を取るところだった。

話には聞いていましたが、なんとお供えもののお下がりをいただきました。

台湾ばなな〜&コーヒー。
バナナ食べごろで美味しかったですよ!
ご馳走様です。

 

ついでにからくりおみくじやっちゃいました(笑)

 

カエル大将軍もお金の神様系。
ここでおみくじ。

 

 

よくわかりませんでした(爆)

 

お供えと一緒に本来紙幣なども置くのですが、ちょっと奥にある金剛宮の前の個室にあったもので、一式1セット。

金額は決まっておらず志納という形で、いくらか入れます。

中にはこカードとお守り、天国銀行の紙幣、地獄の番人のカードなんぞが入っていました。

なんか昔買ったマンガ雑誌の付録のようにワクワクしてしまいますな。

これは地獄の入口にあった冥府銀行のお金。
この上半身の男性の絵が何を意味するのかがわかりません。

お金類は最後に燃やして天まで届け〜と。

 

途中にあった大きな神様たち。
らぶり〜すぎますよ!

 

それからこちらの名刺なんぞも頂きました。

お金のペーパークラフトを崩したらこんなデザインになってました。
これまたきっちゅ。

 

「再見!」

お寺の方にお礼を言ってお別れ。

ちなみにじっくり2時間以上見てたので、11:30までここにいました(笑)

このギャップゆえに珍寺と言われてしまっているのだが・・・
信仰心を持つこのお寺の方々は本当に新設に対応してくださいました。

謝謝。

ハスキー犬、大人しくてかわいかったですよ。

 

小部屋には変な人形とか、西遊記の猿と豚・・・。
そういえば入口の上に大きいのいたなぁ・・・。

名残惜しくもこの場を後にしてバス停に向かいます。


 

ほとんど待たずにバス到来。


再びぼーっと50分くらいバスに乗り、淡水駅に戻ってきた。
ここにも老街があるというので歩きます。

なんかドラゴンボートみたいな形の魚Verが広場に置かれています。

 

淡水老街

街中にも廟発見。

このお金のデザインは見たこと無いなぁ。
今思えば貰ってくればよかった。

市場も近いので商売繁盛を祈っておばちゃんが鶏まるまる1羽お供えしておりました。

なんぞ看板がアートしているメイン道路。

そこから外れて一番の狭い通路を進みます。

 

余すことなく色々な部位が売られている。

その素晴らしいさばき具合にほれぼれ。

豚の足に顔面の皮まで・・・。

腸内などのホルモンも洗ってきれいに水に漬けられてますよ。

 

買い食いしてみた。

ドラ焼きのピーナッツ餡Ver。2元。
これ美味しいよ。

 

日本式といいたいのだろうか、ビミョーなキャラフィギュア・・・。

老街なので2Fなんぞを見ると建物もレトロでいい。

 

福佑宮

折り紙なんかでこんなのまで作ってしまうんですね。
手先が器用ですよ、さすが台湾人。

 

淡水の名物は鉄蛋

先日、スーパーで買ったものより美味しかったですよ、ここの。

大小サイズがあるけど、硬めで味も手作り風。

有名なお店らしい阿婆鉄蛋でGET。

 

ちょろっと階段を登る。

長崎を思わせる?きっちゅな空間があります。

 

教会。
入れないけどこの日は2組、新郎新婦が撮影会しておりました。

 

更に上がって行くと壁に町並みの絵。

これあまた素晴らしい出来。
その前にはプチ廟。

 

中々いいデザインです。


そのわき道へ行って見る。

住宅地なんだけど味わい深い。

マンホールも何気に絵つき。

マカオや香港と同じ系列な景色だ。

 

どこにでもマナー違反者はいるわけで・・・。

でもって2Fに洗髪屋あるから用があるならベル押してねっていいねぇ。

 

さっきの鉄蛋屋が見えました。

古い洋館が並びます。

 

有名なレストラン。紅樓中餐廳

昼間は暇そう。

 

町中がアートしてますよ。

 

今はもうやっていないカフェの跡地。
壁の絵もおされ

 

ニャンコとワンコ。

 

進んでいったら清水寺ですよ。

いつの間に京都!(笑)

 

きっちゅで煌びやかな空間。

参拝します。

でもってお守り発見!志納してGET。

そして使い込まれた体重計・・・なぜに?

 

こちらにも神様s。

一番奥にちょこんと、目から手の、
甲子太歳金辨大将軍がいましたよ!!!!

 

パイナップル型の蝋燭もかわいいのです。

2Fは休憩所みたいな感じで、ボードゲームが置いてありました。

 

清水寺の前にあるプチ廟。

お坊さんは市場で買い物したあとでしょうか?

 

その前にあるとあるお宅が何気なくアート。

 

いいわぁ。

 

海沿いへ。

クルーズ船みたいなのもあります。

そこからお土産屋街が続く道があるので駅へ戻りつつ行ってみます。

あああなんか美味しそうやないの〜。

 

怪しげな博物館とか。

食べたかったけど、結局、食べずじまいだった愛玉檸檬

 

さりげなく懐かしいものが売られていたり。

ただお昼を食べるところがなかったなぁ。

駅前にミスタードーナッツ。

台湾オリジナルメニュー発見。

熊かわいいから買っちゃったやないの!!
その名も熊太郎

ばりばり日本名(笑) @40元(120円くらい)

同じメニューも沢山あるけど、手帳は日本のビッチ向けなケバイヤツではなく、ポンデライオンのかわいいデザインです。
こっちの手帳の方がいいなぁ。

再びMRTで中心地へ戻ります。14:35.

有名な圓山大飯店もきれいに見えますよ。

花博の建物。

 

15:20、中正記念堂駅まで。

 

行きたかったのはこちらのお店。
金峰魯肉飯店

 

魯肉飯は、ご飯に豚の角煮がのっかてるメニューで、
台湾のジャンクフード代表。

他、あんかけ麺類頼んだり、揚げ豆腐も。

こんなんで250円もいかないんだから安いわぁ。

美味いぞ〜。

 

次に食品を扱い南門市場へ。

ここは楽しい!

ドライフルーツとかも値段売りで販売されていて安心感あある。
多分5袋くらい買えば1袋オマケしてくれるかもしれないが、結構ぎっしり入っているので重いし多いから大量に買えない。

しかし台湾産のドライマンゴーは甘みが強くねっとりとした食感でとても美味しいのでおすすめ。

蓮の砂糖漬けも美味しかったので、今思えばもっと欲張って買ってくるべきだった。
日持ちするしねー。

 

中でも饅頭系は豊富。

ただやっぱり量が多すぎて・・・無理だろ買うの。

豚頭はかわいいから気になったなぁ。

大好きな黄身餡入り兎饅とか桃饅もあったので、色々欲しかったが我慢せざるを得なかった(爆)
く〜!!!!!

ぶたまん、千層派、すっげー気になる!

 

プチ製造工場もありますぞ。

果物やお菓子も豊富。
デパ地価より全然面白い!!!!

地下へ。

地下は生鮮食品。

まさしく生鮮(笑)

ここで鶏飼われてますぞ〜Σヽ(゚Д゚; )ノ!!!
これなら鳥インフルも防げそう??????

歩いて移動。

街歩き。

なんかガンダムチックな落書きとか(笑)

ちょっくら軽くご飯食べるかな。

劉お母さんのおにぎり店、劉媽媽飯団

なんと早すぎて夜に備えて、まだ準備中だった!
ぐお〜。痛恨のミス。

しょうがない・・・諦める。

 

そういえば、通りに駐車している車をチェックするお兄さん。
なにやら駐禁を取っているようにも見えたが、紙を見ると時間が印字されている。
駐車okゾーンの見回りか何か??

時間が余った。
行きたいところがない・・・いや、ある!ということで、長距離になってしまうがまたまた移動。
中心地の北の方へ向かいます。

バスで行ったのは京華城

土星のような造りの建物が面白いデパートです。

が、今やすっかり101に客を取られ、がらんとしていた。

中は洋服ばっかりなのでスルー。

 

オブジェなんかも楽しいので夜景はいいね。

向かうはその近くのショップ。

切り紙で有名な漢聲巷門市

アート系出版社の直営ショップです。

入口が瓢箪でお洒落。

中でも買いたかったのはこちら。
パッケージがラブリーで4種の台湾茶のティーパックが入っているもの。
お土産としてもいい感じ。

まったり歩いてMRT国父記念館駅へ。ちょっと距離あるなぁ。

この辺りも再開発中でのっぱら状態になってます。

101が遠く輝いてます。
ビルが密集していないから景色もいい。

最後の夜を楽しむその場所は・・・


まったり茶館で茶しばくか。

善導駅近くにある徳也茶喫

何がいいってスイーツ系がいい!
お茶を使った料理も食べたかったが、ビミョーにお腹が空かず、菓子に行ってしまった(笑)

日本人スタッフもいるので注文は楽。

 

お湯代、お茶代が中々高めだが、ゆったりと過ごすことができるのでいい。

 

頼んだ菓子4種。

もちもち系と羊羹系。

どれも美味しいぞ!

 

お茶も美味しかった。
何杯も飲むのは大変だが(笑)

 

お土産として老烏龍茶購入。
烏龍より更に熟成を重ねたもので、体にもいいと。
味は少々個性がある。

歩いて隣駅へ。

そういえば鉄道の台北駅行ってないなぁ。

台湾駅

歴史を感じさせるような建物だが中は空洞状態。
夜はがらがら。

 

 

今回は新幹線乗らなかったからなぁ。

 

そんな台湾駅もリニューアルしており2Fより上はレストランやショップが入っている。

MUJIなんかも来てますがやっぱり日本より高め(爆)

ケーキ屋とかもある。

 

カレーミュージアムを彷彿させるカレーコーナーも。
人気のカリスマショップ台湾人がプロデュースみたいな。

後は地下街へ。

ゲーセンのUFOキャッチャーではドーモ君も人気らしく。
ちょっと欲しかったぞ。

 

パンダグッスを扱うお店。

大半は中国製なのでビミョー。

 

日本でもヒップホップとかD●Nが真夜中まで音楽鳴らしてダンスの練習してるけど、台湾はちょっと違う。

なんつーか体操服?!
地味で真面目・・・茶髪もまだほとんど見受けられないから夜でも安全な台湾。
なんか和むわぁ。


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